【シラミ地蔵】八尾市

【シラミ地蔵】八尾市 東山本町5丁目、旧の万願寺村の北の入り口に道に面して地蔵堂があり、これをシラミ地蔵といいます。江戸時代前期頃の阿弥陀像です。花崗岩製の総高44cm、幅25cmの舟形光背に像高24cmの阿弥陀像を陽刻しています。堂の向かいに常夜灯一基が立っていました。善光寺、文化六巳年九月の銘文があります。この道は垣内の元善光寺への参詣道で、信濃善光寺を建立した本田善光が難波の堀江に捨てられた仏像を拾い、国に帰る途中、垣内に一泊した時に通った道ともいわれています。また、俊徳丸が四天王寺へ通った道ともいわれています。俊徳丸が四天王寺からここまで帰ってくると、空が白んできたということから、シラミ地蔵と呼ばれました。なお、この常夜灯一基は、現在は垣内善光寺の門前に移されています。 所在地:八尾市東山本町5丁目4

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