【水月山勝福寺】(羅漢寺)大東市

水月山勝福寺】(羅漢寺) 住所:大阪府大東市諸福1丁目7-14 勝福寺は、慶長元年(1596年)に、当地の有力農民・東治左右衛門により、東氏の持仏堂として創建されたと伝えられており、曹洞宗に属し、十一面千手観世音菩薩を本尊としています。本堂に沢山の羅漢像が祀られていることから、羅漢寺とも呼ばれているとのことです。 明治18年(1885年)の淀川左岸決壊により大洪水で多くの木像が流された様です。 本堂には高60cm前後の座像が135体と、16体の立像が安置されているそうです。羅漢は、阿羅漢の略で尊敬供養を受けるに価するという意味で、仏教修行の最高段階に達した人をいうのだ(後に仏の尊称「菩薩」として崇拝された)そうですが、羅漢像はいずれも先祖を供養するため、江戸時代中期につくられ、個人が各々寄進したものだということで、木札に羅漢名とその寄進者名が記されている(大阪、京都、小田原藩等からの施主がみられる)。 現在ある建物は、山門・本堂・庫裏・鐘楼・不動明王からなっており、本堂向拝の軒唐破風が、寺容に光彩を添えている。この寺は、かつては諸福天満宮の宮寺であったとも伝えられています。

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