【住吉大社】(すみよしたいしゃ)

住吉大社】(すみよしたいしゃ)は、大阪府大阪市住吉区住吉二丁目にある神社。式内社名神大社)、摂津国一宮、二十二社(中七社)の一社。全国に約2,300社ある住吉神社の総本社であるほか、下関の住吉神社、博多の住吉神社とともに「日本三大住吉」の一社。又、毎年初詣の参拝者の多さでも全国的に有名である。別称として「住吉大神宮(すみよしのおおがみのみや)」ともいい、神社で授与される神札には「住吉大神宮」と書かれている。また、地元では「すみよしさん」または「すみよっさん」と呼ばれる。 祭神は次の4柱。「住吉大神」と総称され海の神として信仰される。また底筒男命中筒男命表筒男命は合わせて「住吉三神」と呼ばれる。第一本宮:底筒男命(そこつつのおのみこと)第二本宮:中筒男命(なかつつのおのみこと)第三本宮:表筒男命(うはつつのおのみこと)第四本宮:神功皇后(じんぐうこうごう) - 第14代仲哀天皇皇后。境内の奥から第一・第二・第三本宮が縦(東西)に並び、第三本宮の向かって右(南)に第四本宮がある。『日本書紀神功皇后摂政前紀によれば、住吉三神(筒男三神)は神功皇后新羅征討において皇后に託宣を下し、その征討を成功に導いた。そして神功皇后摂政元年、皇后は大和への帰還中に?坂皇子・忍熊皇子の反乱に遭い、さらに難波へ向かうも船が進まなくなったため、務古水門(むこのみなと:兵庫県尼崎市武庫川河口東岸に比定)で占うと住吉三神が三神の和魂を「大津の渟中倉の長峡(おおつのぬなくらのながお)」で祀るように託宣を下した。そこで皇后が神の教えのままに鎮祭すると、無事海を渡れるようになったという。所在地:大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89

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