【鐸比古大神】(ぬでひこだいじん)柏原市

【鐸比古大神】(ぬでひこだいじん) 【鐸比古大神】は標高278mの高尾山の山頂付近にあります。高尾山へ登るには「鐸比古鐸比売神社」の参道石段下の道を右(南)へ進んだ先(トイレ前)から山に入るハイキング道があります。(案内板が立っています。)そのハイキング道を30分ほど登ると舗装道路(2車線道路)に出ます。舗装道路を左(西)へ少し進んだ左に赤く塗られた木製鳥居が立ち、山頂への険しい山道がはじまります。その鳥居をくぐって少し進むと、山道の真ん中に大きな石があり傍らに“鐸比古大神”との石標があり、その右に山頂へ至る細い山道があります。(石標のみで案内表示はないです。)山頂への山道はとても急峻で足場は悪いです。途中にロープをたぐって登る箇所が2ヶ所ほどあり、登りきると頂上の大岩石の上に出ます。山頂の岩場は畳2畳弱ほどの岩石で周りに数個の大石があります。ここから柏原の市街地が望めることができます。この頂上一帯の磐座が鐸比古神社の奥の院と思われます。崖の所に小さな黒色の祠があります。 「鐸比古鐸比賣神社」(ぬでひこ ぬでひめじんじゃ):大阪府柏原市大県にある神社。延喜式神名帳に記されている式内社で、旧社格は郷社。河内国大県郡(柏原市平野、大県地区)の氏神であり、背後にそびえる高尾山(標高:278m)を神体山・磐座としている。 神社縁起によると創建は成務天皇二十一年(151年)とされるが、実際の年代は不明。 祭神は「鐸比古命」「鐸比売命」。 鐸比古命は垂仁天皇の子であり、「沼滞別命」「鐸石別命」と同人とされる。 和気清麻呂の遠祖であり、鐸比古命を祭神とするのは日本全国でもここと岡山県和気神社のみとされている。所在地:大阪府柏原市大県4-6-1

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